京都和紙工芸社

夏色の椿柄 

季節の柄:2023.06.30

妙心寺の東林院さんは沙羅双樹のお寺です。

この季節になると沙羅の花(夏つばき)が一斉に咲き、そして翌日には落花となります。

『沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす』平家物語の一節通り、はかなさを感じる花です。

そんな沙羅双樹をイメージした夏色の椿柄友禅紙を染めてみました。

Designed by Maeda and Toshiyuki Tamaoka.

Color schemed by Toshiyuki Tamaoka.